喘息は子供による発作だけの病気じゃない

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喘息は、子供がかかる病気と思っている方も少なくありません。
小学生や中学生などのタイミングでかかり、通院をして、成人を迎える頃には、完治しているという病気と甘く見ていらっしゃる方も少なくありません。

確かに喘息患者の割合を見てみると、子供がかかっている割合が多く、人口からの比率を見た場合、7パーセントになっています。
しかしながら、成人でも3パーセントも存在しているというデータがあるのです。
ここでは、喘息についての情報を紹介していきましょう。

甘く見てはいけない

この病気の症状といえば、鼻水や冷たい空気などの影響によって、気管が狭くなってしまい、独特の喘鳴といったヒューヒューといった呼吸音になってしまいます。

咳が出て止まらなくなったり、痰がからむ。
他にも息切れを起こしたり、呼吸困難になることもあります。
そんな症状なら、平気だろうと思うかもしれません。

しかしながら、ただの風邪だと勘違いしたり、気管支炎にも症状が似ていることから、大丈夫だろうと甘く見てしまった結果、重篤な状態に至るケースも少なくないのです。
それを証明するように、医療技術が進歩した現代においても、年間で約4000人の方がなくなっているのです。

風邪などとの大きな違いは、風邪の場合には、お昼でも咳が出続けます。
逆にこの病気の場合には、朝方や夜間に激しい咳が出るとされていますから、一つの判断方法として覚えておきましょう。

実は種類があった

子供の病気と思っているのは、従来のアレルギー性の疾患だと思っている方が多いからです。
大抵の場合には、アレルギー性鼻炎や花粉症などで鼻づまりなどを起こし、それが気管を炎症させたりなどして、発展するといったパターンが多かったのです。

これは現代でも変わらず、子供の内にかかってしまう患者の多くは、アレルギータイプのものがほとんどです。
逆に大人の場合は、どうなのでしょうか。
大人の場合には、子供と同様にアレルギー性のものと、そうではないものに分けることが出来ます。

このどちらであるのかを判別しないと、治療方法や予防も違ってきますから、しっかりとした医療機関に赴き、どちらのタイプであるのか確かめる必要があるのです。

もしもアレルギー性のものであるなら、その原因となっているハウスダウストやダニ。
ペットの毛や花粉といったもの。
他にも食べ物などの場合もあるので、注意する必要があるのです。

他にも大人がかかるケースとして、鎮痛剤などの薬を服用したことによって引き起こされるものもありますから、なまじ自分で勝手に判断して、医療薬などを薬局で購入して対処をするよりも、医療機関を訪れ、種類とその原因を突き止めることをお勧めします。

どんな治療をするのか

医療機関に行くと、具体的にどういった治療をされるのかというと、基本的には、インタールやフルタイド、ベントリンといった吸入薬と、アスタリン4などの経口薬が処方され、それらを継続的に使って、地道に治療をしていくほかありません。

またステロイドを用いることもあり、これは発作などが起こった際に、炎症を強制的に抑え、気道を広げて呼吸を楽にできます。
長期間に渡って、これらの吸入薬と経口薬を用いると、副腎機能不全や、吐き気などが起こってしまうこともありますから、注意しましょう。

ともあれ、前述にある通り、アレルギー性なのか、違うものなのか。
他にも、症状の度合いなどによって、用いられる薬の種類が違ってきます。
ここで紹介されていない薬を処方されたからといって、勝手に効かないなどと判断するのは間違いです。

また前述でも触れましたが、自分で治療に用いられる薬を調べ、輸入サイトなどで購入して使用するといったようなことも危険ですから、やめておきましょう。